会議で意見を潰されて凹む新人達へ

会社生活

春、新入社員として社会人デビューしたり、心機一転新しい分野に挑戦したり、色々な変化がある時期と思います。そんな中、会議で意気込んで意見したはいいが、一蹴され凹んでしまうという経験は誰しもが経験することと思います。私は社会人になって十数年たちますが今だにそんなことは日常茶飯事です。でも凹むことは稀になりました(注意:この記事は精神論ではありません)。凹んでしまった新人達へ、私の考え方を教えるので参考にしてみてください!!

なぜ凹んでしまうのか(精神論ではなくメカニズム)

最近の新人を見ていると思うことがあります。

  • 大学時代に真面目に勉強してきて自分に自信がある。実際に能力は高い。
  • 失敗を極端に避ける。

ここでは上記のような人達へのアドバイスを考えております。明らかに自分の勉強不足であったり、傲慢な態度であったりが考えられる場合は、その修正をおすすめします。

さて、上記のような新人は会議の前に議題を確認し、何が最適かを下調べすると思います。そして情熱を持っているので、何とかこの会社を変えてやろう!自分の能力を発揮してやろう!とこんな風に考えると思います。

ところが、会社における会議というものは開催者によって進め方のストーリーは決まっており、関係者で合意を取る場であったり、有識者や立場の上の方の意見を通す場として認識されていることが多いです。そんな場所で情熱的な意見を突然言われても、それは開催者の想定外の出来事であり、結果として潰されることになります。

そして潰された新人は、自分がやってきたことは何だったのだろうか大学では社会的に大きな意義のあることをやってきたのに、会社ではこんなつまらないことの意見も通らないのか。こんな風に感じて凹んでしまうんだと思います。私もそんな感じでした。

凹むだけで立ち直ればいいのですが、今度は失敗を恐れるが故、意見を言わない人へ変貌していきます。そして多くの有能な新人達が、会社組織の中で埋もれてしまう現象が発生しています。

このように凹むメカニズムは新人の自信・プライドを悪意の有無にかかわらず潰してしまい、埋もれるために発生すると考えられます。昔は叩かれて育った!鉄は熱いうちに打て!なんて精神論はここではやめときます。

こういったことを無くそうと、企業は努力をしているのも事実ですが、人は簡単に生き方を変えられるものではなく、「昔はこうだった」とか「俺はこんなことをやられた」という経験から、つい同じことをやってしまうものです。その企業の風土とも呼べるもので、これを変えるのは容易なことではありません。っということで他人を変えるより、自分の考え方をかえていきましょう。

会議の心得は統計に学べ!

新人の方に理解してもらいたいことを1つだけ説明します。会議の心得は統計に学べ!ということです。

例えば、とある会議で

有識者
有識者

過去に問題があったんだからプランAなんて絶対ダメだよ。プランBでいこうよ!

新人さん
新人さん

プランAの方が絶対いいのになぁ。過去の問題も原因がわかってるから避けられるのに…

こんな感じで理不尽にプランBにさせられたとします。ここで新人さんに考えてほしいことは統計に学べということです。どういうことかと言うと、有識者の言っていることは、過去の経験だか何だか知らんけど、ただの勘です。仮にそれを統計的に証明しようとしたら数万のデータが必要ということです。逆に新人さん(自分)の意見をよく考えると過去の問題の分析をしている分、有識者より論理的ではあるとは思います。しかしながらその考えが十分か?背反や起こりえるリスクマネージメントを考慮しているか?そのあたりはやはり統計的に考える必要があります。これにも相当数のデータが当然必要となるため、統計の前では戯言であるということになります。

注意してほしいことは、有識者の勘がダメとか、新人さんの分析がダメと言っているわけではなく、何かを決定するためにはこれらは重要な要素となります。いちいち何かを決めるときにデータを取りまくるわけにもいきませんしね。。。ただし、統計学という最強の学問の前ではどちらも戯言なので、言いたい放題言って何ら問題ないということです。

会議の心得は統計に学べ!というのは統計的な見方ができない(数万データがない)問題については意見はただの戯言なので、正解は無いということです。言いたい放題言ってOKという気持ちで会議へ挑みましょう。(空気は読もうな!)

まとめ

~会議で意見を潰されて凹む新人達へ~

会議の心得は統計に学べ!統計的な見方ができない少数データの問題において、意見はただの戯言なので、正解は無し!自分を信じて進むべし!(ただし、空気は読むこと)

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